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前回の記事では自己肯定感が高い子ども・低い子どもの特徴についておはなししました。
自分の子どもの自己肯定感が高いのか、低いのかはどうやって判断したらいいの?
今回は、自己肯定感のチェック方法について解説していきますね。
子どもの自己肯定感のチェック方法
幼少期の子どもの自己肯定感を正確にキャッチするのはなかなか難しいですよね。
ただ、親として気にかけてあげたい子どもの言動があります。
それは以下の2点です
①「何がしたい?」「どこへ行きたい?」「何が食べたい?」などの問いかけにためらいなく答えられるかどうか?
②「好きなこと、嫌いなこと」をはっきりと意思表示できるかどうか?
なかなか自分の意見を言えない子もいれば(深く考えていてすぐに返事ができない場合はOK)、はっきりと意思表示できる子もいますよね。
「何がしたい?」
べつに…
どこへいきたい?
…え、わかんない
何が食べたい?
なんでもいいよ
どんな遊びが好き?
ん~。特にないかな
子どもからこんな返答がきたら、自己肯定感をチェックしてみることをおすすめします。
代表的なチェックリストは以下の通りです。
①今の自分が好き
②思ったことをはっきり言える
③自分には良いところがあると思う
④自分は色々なことができると思う
⑤毎日が楽しい
⑥自分は親から愛されていると感じる
⑦自分に対して自信をもっている
わが家の長男(7歳)にチェックリストを少しアレンジして質問をしてみた時の答えがこちらです。
子どもに聞くときのコツは、お風呂やご飯、おやつの時などリラックスした状態で気持ちを聞いてみることです。
いっぺんにすべての質問をすると面接みたいになってしまうので、日をわけて聞いてみるといいですよ。
どんな答えが返ってくるでしょうか?
大人の自己肯定感のチェック方法
こちらの記事で、子どもの自己肯定感を上げるには、親である自分自身の自己肯定感を高めることが大切だとお話ししました。
自己肯定感が低い子どもの親は自分自身の自己肯定感が低い場合がとても多いんです。
子どものチェックリストと重なる部分もありますが、下記の大人の自己肯定感のチェックリストにそって答えてみてください。
①自分のことが好きである
②自分の長所をあげることができる
③周りの人の意見を尊重しながらも流されず、自分の意見を持つことができる
④失敗しても、それをバネにして前に進むことができる
⑤自分は親や家族から愛されていると思う
⑥人の幸せを素直に喜ぶことができる
⑦落ち込むことがあっても、長く引きずることはない
⑧人と比較することはあっても、自分は自分と思える
⑨自分は幸せだと思う
⑩生まれ変わって人生をやり直せるとしても、もう一度自分で良いと思える
YESはいくつありましたか?
0~4個:自己肯定感は低い傾向
5~7個:自己肯定感は比較的安定している
8個以上:自己肯定感は高い傾向
YESの数が多くても少なくても、それによってあなたの価値を肯定するわけでも否定するわけでもありません。あくまで現状を確認するヒントとしてください。
自己肯定感が低い人でも、たとえ何歳であってもこれからの意識や行動によって高めることができます。
ではいよいよ、自己肯定感を高める方法について解説していきます。
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