記事内にプロモーションを含む場合があります
前回の記事では【なぜ自己肯定感が大切なのか?】について解説しました。
では、具体的に自己肯定感の高い子どもと低い子どもはどのような特徴があるのでしょうか?
あなたのお子さんはどちらにあてはまりますか?
自己肯定感が高い子どもの特徴
自己肯定感が高いと、自分の良い面も悪い面も含めて自分自身を認められます。「自分はありのままでいい」「自分は愛されている大切な存在」という感情が、日常の行動や言葉にもあらわれます。
具体的には以下のような特徴があります。
いろいろなことに興味があって好奇心旺盛。何ごとにも積極的に取り組める
失敗しても落ち込みすぎない。すぐにあきらめないで、次にチャレンジするときの糧にする
自分の気持ちも周りの人の気持ちも大切にする
他人と自分を比べない
人前でも物怖じせず、堂々と振る舞ったり、話したりできる
自己肯定感が低い子どもの特徴
自己肯定感が低いと自分自身を否定するクセがついてしまうので、一回失敗しただけで、二度と挑戦しないほど落ち込んでしまいます。
また、応援されても負担に感じたり、成功に対してもゆがんだとらえ方をしてしまうので、ほめ言葉を素直に受けとれなくなるなど、ネガティブな影響を受けてしまいます。
具体的には以下の3つの特徴があげられます。
ほめても喜ばない
これぐらいできてあたりまえ…
たまたま問題が簡単だったから…
みんなよくできてた…
本気でほめてないんでしょ…?
自己肯定感が高い子どもは、ほめられると喜んではしゃいだり、素直に「ありがとう!」と言ったりしますが、低い子どもは「別にほめられるようなことはしていない…」という態度をとります。また、ほめられたことに対して、「イヤミなんじゃないか?」という見方をすることも多く、本気でほめていないと考えたりします。
怒られると自分を責めて過度に落ち込む
いつも失敗ばかりだ…
ボクが悪いんだ…
どうせダメな人間なんだ…
自己肯定感が低い子どもは、怒られると自分自身を責めてしまい、過度に落ち込んでしまいます。子どもによっては、反論もせず部屋から出ていってしまったり、しゃべらなくなったりすることもあります。
自己肯定感が高ければ、落ち込むよりも「次はどうやったら失敗しないかな?」と自分でモチベーションを高めることができますが、低い子どもは徹底的に落ち込んで、自分という人間そのものがダメなんだと思い、行動力もなくなっていきます。
チャレンジを嫌がる
どうせムリだよ…
失敗するに決まってる…
怒られたくない…
自己肯定感が高いとチャレンジ精神が旺盛なので、たとえば公園に新しい遊具があれば自分から挑戦しにいきます。勉強でいえば、難問を前にしても「やってみたい」という気持ちが勝つのです。しかし、自己肯定感が低いと最初から「自分にはできない!」と考えてしまうので、新しいことにチャレンジしません。こちらから「やってごらん」とうながしても拒否することが多いでしょう。
お子さんはどちらにあてはまりましたか?
自己肯定感は一度決まったら固定されるものではありません。状況や年齢によって変化します。ただ、自己肯定感が高い状態を経験していると、自分の思考をコントロールしやすくなるので、一時的に自己肯定感が下がっても、また自分自身の力で高くすることが可能です。
自己肯定感は他人と比較される機会の少ない幼少期の方が育みやすい傾向にあります。なるべくお子さんが小さいうちに、自己肯定感を高めてあげましょう。
親の自己肯定感の低さの影響
自己肯定感の低い子どもの親は、親自身の自己肯定感も低いことが多いです。
あなたはどうでしょうか?
下記にあてはまったら、自分の自己肯定感を上げる意識をしてみましょう。
いつも自分は損していると感じる
具体的な理由もないのに、なんだか自分は損しているように感じてしまい現状に満足できない
本音を言えない
自分の意見なんて価値がないような気がするし、言っても受け入れてもらえないと思う
他人の評価が気になる
自分は否定されているのではないか?他人にどう思われているか気になるし、どうせ何をやっても悪く言われるだろうと思う
失敗ばかりしていると思う
これまでの人生は失敗の連続。うまくいったためしがないし、これからもいいことがある気がしない
怒りがとめられない
心の余裕がなく、怒りなどのネガティブな感情を子どもにぶつけてしまう。そんな状態の自分自身にも怒り、さらに怒りが増幅してとめられない
あてはまるものはありましたか?
もし、自分の自己肯定感が低いようでしたら、今からでも少しずつ自分自身を認めてあげましょう。
子どもの自己肯定感を上げるには、まずは自分(親)の自己肯定感が大切です。
アメリカでは日常的にカウンセリングを利用することが当たり前です。
うつ病になってから行く治療する
ではなく
必要に応じてカウンセリングで自分の思考を整理することでうつ病になることを防ぐ
ために利用されています。
私も
✅少しイライラしているな…
✅今のやり方でいいのかな…
✅誰かに話を聞いてほしいな…
という時はオンラインカウンセリングを受けて気持ちの整理をしています。
「自分で自分の機嫌を取ることができること」は大人の特権です。
子どもと穏やかに向き合うために、カウンセリングなどで早めに誰かに頼ることが大切です。
区役所などでも子育て相談はできますが
というデメリットがありました。
そこで色々と調べた結果オンラインカウンセリングを利用することにしました。
オンラインカウンセリングを知った時は
登録だけでもしておこうかな…
という気持ちでしたが、いざという時にいつでも相談できる場所があるというだけで、ホッとしたことを覚えています。
予約もいらないので、気持ちを吐き出したいその瞬間に利用することができるところが一番のメリットだと感じています。
今いっぱいいっぱいな状態なら、登録しておくだけでも気持ちが軽くなりますよ。
24時間365日相談できる
「同じような境遇の人に話したい!」という方は、私も気持ちを聞くことぐらいならできます。
TwitterでDMをくださっても大丈夫です。
自分の気持ちを吐き出せる場所を持ってくださいね!
次は自己肯定感のチェック方法を見てみましょう!
コメント