記事内にプロモーションを含む場合があります
前回の記事で自己肯定感とは「自分を肯定する感覚・自分を受け入れる意識」であるとお伝えしました。
ではなぜ自己肯定感が大切なのでしょうか。
「自己肯定感」は最強の武器
すべてのカギをにぎるのが自己肯定感
まず、下記にあてはまっていないかチェックしてみてください。
✅自分(親)が子育てに疲れてしまっている
✅子どもがとても生きづらそう
✅子どもが失敗を怖がって挑戦しない
✅子どもが学ぶことへの興味を失っている
これらすべてのカギをにぎるのが自己肯定感なんです。
なぜ自己肯定感が大切なのか
4つの力とは
①感情を整える力
②挫折しない力
③自分を理解する力
④他者を理解する力
4つの力を手に入れるメリット
4つの力を手に入れると、こんなメリットがあります。
ではそれぞれ具体的にはどんな力なのか見ていきましょう。
①感情を整える力
感情と行動のバランスをうまくとる力。この力があれば、感情のブレーキがきかなくなりかんしゃくを起こしてしまうことを防げます。
②挫折しない力
問題や困難にぶつかっても、過度に落ち込まず、チャレンジする精神を保てます。
③自分を理解する力
自分の心の中を冷静に理解し、他者に振りまわされず自分の人生を自分で管理できます。
④他者を理解する力
他の人の考え方を尊重し、思いやりを持った行動を取れるようになります。
この4つの力があれば
✅失敗しても「自分はダメな人間だ」と考えず、「次に同じ失敗をしないためにはどうしたら良いか」と自分自身を否定しないで前に進むことができる
✅情緒が安定する
✅良い人間関係をつくることができ、勉強でも運動でも、さらに大人になってからも様々な面でプラスにはたらく。
長期的なリターン
生まれつき恵まれた才能を持った子どももいますが、その才能を最大限に発揮できないまま「自分はダメだ」と思い込んでいる子どももいます。
自己肯定感が低いと、何かに成功しても今度はより失敗が怖くなり、前回よりも難度の低いことしかやらなくなってしまうという研究結果もあります。
挑戦する前から諦めてしまうのはもったいないですよね。
自己肯定感が高ければ、精神的に安定していて、他者の評価を必要以上に気にしたり、誰かと比べたりすることにとらわれません。
失敗を過度に怖れることがないので、ちょっと難しそうなことでもまずは挑戦してみます。その結果できることが増えて、さらに自分の可能性を広げていくことができるのです。
成功体験が多いのは、成功率が高いのではなく、チャレンジした回数が多いからだと言えます。
自己肯定感を高めて手に入れた4つの力は思春期や大人になっても使える最強のスキルだと思いませんか?
短期的なリターン
ここまで読んでいただいた方はお気づきでしょうが、子どもの自己肯定感が高いと、親としての仕事がとても楽になり圧倒的に親のイライラが減ります。
自己肯定感が高い子どもはより大きな幸せを感じ、情緒が安定し、自ら学んでいくので、子育てが楽になるのは当然ですよね。
これはすぐに効果が現れることなので、子育てに疲れてしまっているあなたこそ、「お勉強」や「お行儀」はひとまず置いておいて、子どもの自己肯定感を高めることだけに集中してみてください。
まずは親であるあなたの子育てを楽にしましょう。
幼児期は競争や比較の機会が少ないので、自己肯定感を高める絶好のタイミングです。
では、次に「自己肯定感の高い子の特徴・低い子の特徴」を見ていきましょう。
コメント