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自己肯定感とはなにか
【自己肯定感】とは文字通り、「自分を肯定する感覚・自分を受け入れる意識」です。
自己肯定感という言葉以外にも【自己効力感】【自己有用感】【自尊感情】など、似た言葉が多くあるので、「けっきょくなんなんだ?!」とわからなくなる人も多いですよね。
これについては、『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』の表現がとてもわかりやすかったので、りんごの木に置きかえて表してみました。
【自己肯定感】は6つの要素で構成されます。
根:自尊感情(自分に価値があると思える感覚)
幹:自己受容感(ありのままの自分を認める感覚)
枝:自己効力感(自分にはできると思える感覚)
葉:自己信頼感(自分を信じられる感覚)
花:自己決定感(自分で決定できるという感覚)
実:自己有用感(何かの役に立っているという感覚)
※『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』より改変
自己肯定感について説明しましたが、自己肯定感を高める最大のメリットは
積極的に行動できるようになり、自己嫌悪が減り、劣等感も消えていきます。
反対に自己肯定感が低いと
日本人の自己肯定感
日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの13 歳から満 29 歳までの男女を対象とした結果を見てください。
これは令和元年6月に内閣府が発表した【我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度)】の結果ですが、日本人の自己肯定感がいかに低いかがわかります。
「自分自身に満足している」=「自己肯定感の高い」日本人はたった10%で、最下位です。ワースト2位のスウェーデンと比べても20%もの開きがあります。
なぜ日本人の自己肯定感はこんなにも低いのでしょうか。
日本では「謙遜」の文化があるため、「ほめられること」が苦手な人が多い傾向があります。
たとえば…
あなたのお子さん、すごくしっかりしてますね!
とほめられたとき、どういった反応をしていますか?
「いえいえ、うちでは全然いうことも聞かないし、すごくだらしないんですよ!」
などと答えていないでしょうか。
ほめられ下手な日本人は、わが子をほめられても謙遜してしまいがちです。謙遜することが、コミュニケーションを円滑にすると考えているところもあります。
しかし、子どもの気持ちになって考えてみるとどうでしょう。せっかくほめられて誇らしい気持ちになったのに、親に否定されたら嬉しい気持ちもしぼんでしまいます。
自己肯定感を高めるには、ほめ言葉は素直に「ありがとう!」と受けとることが大切です。子どもだけでなく、自分(親)自身へのほめ言葉も同じです。
では次に「なぜ自己肯定感が大切なのか」について見ていきましょう。
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