算数は得意なのに、文章問題になると苦手。
文章を読みとばしてしまうのでケアレスミスが多い。
読解力がないため、国語がいつも足をひっぱる。
これらはすべて「文章を正確に読めていない」ことが原因です。
テストが返却されるたびに
ちゃんと問題文を読んで!
って注意していませんか?
正直、「ちゃんと読んで!」の声かけで解決できるなら苦労しないんですよね。
子どもだって
点数を上げたい!
偏差値を上げたい!
正解したい!
と思っています。
でも、どうしたら「ちゃんと読める」のかわからないんです。
ちゃんと読むってどうしたら良いの?
わが家の長男(9歳)もまったく同じ状況でした。
問題を解く能力はあるのに、ASDの特性とDCDの特性のダブルパンチで問題を読みとばしまくり!
しっかり問題文を読めばほぼ満点をとれるのに、テストだと「なんで?!」というケアレスミスのオンパレード。
そんな長男ですが、あるトレーニングをはじめて2ヶ月で2科目の偏差値は9アップ!!
算数の偏差値は11もアップしました!!!
そのトレーニング方法が速読解トレーニング
「速読解トレーニング
・「速く読む=速読」と
・「正しく読む=読解力」を同時にアップさせられるトレーニングです。
速読の効果は、テレビでも有名な脳科学者の澤口先生も推薦しています。
お子さんの
・読解力不足
・読みとばし
・ケアレスミス
をどうにかしたい!!!と思っているのなら、まずは速読解トレーニング
テスト返却後の一言が
ちゃんと問題文を読んで!
から
ちゃんと読めてるね!
に変わるはずですよ!
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「ちゃんと読む」で
偏差値を10上げた方法
テストでは
・限られた時間で
・長文を読み
・読みとった前提条件を忘れず
・必要な情報を使って
・問題を解く
ことが求められますよね。
これが「ちゃんと読む」ということですが、あなたは子どもに「ちゃんと読む」方法を具体的に教えられますか?
速く・正確に読むトレーニング
ケアレスミスをなくして、偏差値を10上げたいのなら「速く」「正確に」文章を読む「速読解トレーニング
「速読解トレーニング
・条件の読みとばしによるケアレスミスがなくなる
・読解力が上がる
・長文読解が得点源になる
からです。
これらができるようになれば、偏差値を10あげるのはそれほど難しいことではありませんでした。
速読解トレーニングとは?
高速道路を走行したあとに、一般道を60Km/hで走行するととても遅く感じたことはありませんか。
これは可塑性という脳の性質が関係しています。
速読解トレーニングでは、可塑性を含むさまざまな脳の性質を利用して鍛えていきます。
あれこれ説明するより、動画でサラッとみた方が内容がわかりやすいのでまずはこちらをどうぞ👇
速読解トレーニングはどうやる?
ここからは実際に長男が「速読解トレーニング
▶︎目のマークを見つめながら、線が広がっていく途中に出てきたキャラクターがどんなポーズをとっていたのかを当てるトレーニングです。
これは視幅拡大トレーニングといって、視野をだんだん広げていく効果があります。
▶︎黒丸の動きを目で追っていくと、途中でキャラクターが出てきます。そのキャラクターが何かを当てるゲームです。
前後・左右に大きく眼球を動かすことになるので眼の筋力が鍛えられます。トレーニングが進むと、この動画よりもっと速いスピードになっていきます。
▶︎計算自体は簡単ですが、頭に浮かんだ答えを忘れずに「似たような」5択から間違えずに正しい答えを選ぶトレーニングです。
長男は、これまでのテストで今やっている問題の周囲にある数字が目に入ってしまうとそれに気をとられて間違ってしまうことがあったので、この「正しい数字を選択する」というトレーニングはとても役に立っています。
▶︎視野に入る文章をパッとみて理解するトレーニングです。1分間で約7,000字のスピードや、1分間で約14,000字のスピードなど、スピードがコロコロ変わります。
私もやってみて体感したんですが、1分間に14,000字のスピードの後に、1分間で7,000字のスピードがくるとすごく遅く感じるんですよね!初めての体験ですごく面白かったです。
ここで紹介した動画は、たくさんあるトレーニング内容のほんの一部なんですが、長男は主にこの4つをやっています。
トレーニングは、主に以下の2つの脳の性質を利用しています。
つまり脳科学的に根拠がしっかりあるトレーニングなんです。
脳の性質①「可塑性(かそせい)」
【可塑性とは】
脳が光・音・感触などの外部からの刺激に柔軟に対応する特性(慣れ)のことです。人の脳や能力、物質や性質など、さまざまなものに対して用いられる言葉です。
【可塑性の例 】
環境や状況に慣れるという可塑性を利用する状態は、車の運転と似ています。
車を運転していて一般から高速道路へ入ると、速度が60kmから100kmに上がるので、当然「速い」と感じますよね。
でも、しばらく時速100kmで走ってから一般道に戻ると、脳が速さに慣れ、以前の60kmが逆に「遅い」と感じたことはありませんか?
速度計を見ずに感覚だけで速度を戻そうとして、60kmに落としたつもりが実際には80kmで走っていたという現象が起きることもあります。
これは脳が高速走行のスピードに慣れたことで、情報処理能力が高まったためでもあります。
脳の性質②「汎化作用(はんかさよう)」
【汎化作用とは】
汎化作用とは、ひとつの能力が活性化すると連鎖的に他の能力も活性化していくことです。
【汎化作用の例】
①読まずに「見る」
最初は、文字を読むのではなく、画面に高速で流れる文字をリラックスして眺め、「見る」力を高めていきます。
↓
②他の能力も一緒にアップ
「見る」力だけをアップさせると、「理解」や「記憶」など他の力もそれに追いつこうと少しずつあがってきます。
↓
③スピードを落として「読む」
速いスピードの画面を見続けていると、脳がだんだん速さに慣れてきます。
つまり「理解」するスピードが「見る」スピードに近づいてきたということです。
次に「理解」できる力のところまで「見る」スピードを落としてみます。すると、見たものがちゃんと理解できるようになります。
一生役立つチカラが身につく
①スポーツ
「速読解トレーニング」はスポーツにも効果があり、スポーツチームでも「スポーツビジョントレーニング」として導入されています。
DCDの長男にとってビジョントレーニングにもなる速読はとてもありがたいです。 うちと同じようにDCDについて悩んでいる方はこちらの記事も合わせて読んでみてください!
②資格・仕事
③普段の学習
④テスト・受験
長男は、WISCでは言語理解・ワーキングメモリが圧倒的に凸であったのに対し、処理速度は平均より20ほど上な程度でした。さらに、視覚よりは聴覚優位なタイプです。
今回、速読解トレーニングを2ヶ月しただけで、偏差値が10も上がったのは、処理能力が高くなったことが要因かなと思っています。また、処理速度が遅いという自覚が、制限時間を気にしすぎることにつながっていたのですが、処理が速くなったという実感があったようで、いつもより落ち着いて問題にとりくめるようになり、ケアレスミスが減ったのだと思います。
成果の統計
こちらは、トレーニング成果のデータですが、長男は速読を身につけることによって
読みたい本がたくさんあるのに時間が足りない…
というフラストレーションから少し解放されたようです。
ただ…ますます読みたい本は増え、書籍代がさらにかさむようになったので、そこは親としてはちょっとイタいところです…。
学習システム
はじめの方で、長男が実際にトレーニングをしている様子を見てもらいましたが、それ以外にもたくさんのトレーニング方法があります。
たくさんあっても、はじめは何からやって良いかわからないですよね。
そういう時は、フルオート機能を使うのをオススメします。
※画像をタップして拡大👇
低学年は最短15分〜トレーニングができるので、はじめはフルオート機能でトレーニングを重ねていき、慣れてきたら苦手分野を重点的にやったり、伸ばしたい分野に集中しても良いと思います。
わが家は1日20分のフルオートを軸に、その日の気分でそれ以外のトレーニングも楽しんでいます。
※画像をタップして拡大👇
速読解トレーニング受講方法
速読解トレーニングは
▶︎各地のスクール
▶︎オンラインで受講
を選ぶことができます。
長男がやっているのは「オンラインコース」です。
◆自由なスケジュールで、24時間いつでも学習ができる
◆電話かオンラインでのサポートを、月1回~2回受けられる
◆Windows7以上のOSパソコンまたは、iPadにて受講
長男はiPadでの受講ですが、画面の大きさや読みやすさなども特に問題なく、はじめからサクサク操作できました。
◆入会時の費用
登録料:11,000円(税込)
受講料:8,580円(税込 月謝制)
※システム使用料、サポート料込
速読力・読解力は一生モノ。そう考えるとよい自己投資になりますね。
長男はやりたいことがたくさんありかなり多忙なので、他の習い事もなるべくオンラインで受けています。
特に「速読解トレーニング」はサポートが充実しているので、オンラインの受講で十分効果を感じられると思います。
仲間がいた方が頑張れる子や近くに教室があるなら「スクール
もちろん教室受講もオンライン受講も無料体験ができます。
私は、体験時に
1回のトレーニングでこんなにも違うの?!
とビックリしたので、ぜひその驚きをお子さんと体験してみてください。
デメリット・メリット・こんなご家庭におすすめ
最後に「速読解トレーニング」のデメリット・メリット・おすすめな家庭についてまとめました。
無料体験
親が「この習いごとは良さそうだ」と思っても、残念ながら子どもには合わないという場合があるので「無料体験」があればラッキー。ぜひ活用しましょう。
塾との相性を判断できる絶好の機会です。
「なんとなく体験させる」のではなく、
■目的(文章を速く正確に理解したい・スポーツで活躍したい)
■手段
が子どもに合っているかが重要です。
子どもに合わない場合はきちんとお断りするというのも親の役目です。
「速読解トレーニング」は小学生から始めると効果的だと言われています。 長男と同じ悩みを持っているのであれば、一度体験してみることをおすすめします!
もちろん体験は無料です。 長男の場合、1回の体験でかなり効果を感じられました。オンラインコースでは2週間の無料体験ができるので、2週間後はかなりコツをつかんでいるはずです。
「速読解力」は一度身につけると一生の財産になります。文章さえしっかり読めればできる子なのに!と悔しい思いをしているのなら、ぜひお子さんに体験させてあげてくださいね。
速読に興味があるお父さん・お母さんへ
速読解トレーニングはアプリの仕様が子ども向けです。
・塾や学校のプリントを素早く読んで、正しく処理をしたい
・スキルアップのため、資格に合格したいけど、勉強時間はかけたくない
・自分時間が少ししかとれないけど、趣味の本をもっとたくさん読みたい
・仕事のマニュアルは1回読んだだけで理解したい
このようなお父さん、お母さんは大人向けの速読、「瞬読」がオススメです。
「瞬読」は下の3冊の本でも有名な速読法ですが、私はこちらをやっています。
私は読むのは速い方なのですが覚えが悪い!!
読んだことを忘れたくない!という方は、ぜひ「瞬読」を体験してみてください。
体験会は有料ですが、体験会だけでも「瞬読」の効果やコツを感じることができるので体験会だけ参加して、あとは上記の本で独学も良いと思います。
こんな人にオススメ
- 仕事上たくさん書籍を読む必要がある人
- 論文や文献を速く読みたい人
- 資格取得のために勉強をしなければならない人
- 受験やテストで問題文を速く読みたい人
- 英文など外国語の文章を速く読みたい人
- 読んだ本の内容をしっかりと記憶したい人
- 膨大な参考書を読まないといけないが時間がない人
オフラインの体験会の受講料は定価15,000円ですが、私はzoomの体験会を受講しました!
zoomなら3,000円(税込)と1/5の価格で体験できます。
みっちり2時間の体験会ですので、時間に余裕があるときに受けてくださいね!
体験会で2時間って長いな…と思うかもしれませんが、「瞬読」を身につけたら、2時間なんてあっという間にもとがとれますのでご心配なく!
勉強がすでに苦手な子には…
Xでもポストしたんだけど、勉強にすでに苦手意識をもってしまっているなら、断然「すらら」をおすすめしたい。
その理由はこちら👇
うちは、長男(9歳)が最初っから勉強大好きっ子だったから、やりたいというものを揃えるだけだったけど、もし勉強に苦手意識がある子だったらこれやらせてたなというものがある。
— きき@浮きこぼれクエスト (@kiki_jouzu) May 22, 2024
それは「すらら」
長男は勉強は得意な反面、体育、図工、音楽(楽器)は苦手だった。…
すららの強みは「何がわからないかがわからない」を解決してくれるところ。
勉強面での苦手を克服するなら、「つまづきの原因をつきとめる精度」が圧倒的に高い「すらら」一強なんじゃないかと思っている。
ぜひ試してみてほしい。
\ 勉強に苦手意識があるなら👇 /
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