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こちらの記事では、子どもの自己肯定感を上げる方法についてお話しました。
この記事では、「子どもの自己肯定感上げるには親自身のメンタルケアが何よりも大切」だということについて解説していきます。
「子どものことで精一杯で自分のことなんて常にあとまわし…」そんな状態ではありませんか。
気持ちはすっごくわかります。ついついそうなってしまいますよね。
でも、自分を犠牲にして子どものことばかり優先しているときの自分の顔ってどんな感じでしょうか。
笑顔がなかったり、常に焦ってピリピリした雰囲気だったりしませんか。
子どものことを一番に考えているあなただからこそ、まずは自分を整えることを最優先にしてほしいんです。
実はこれが一番あとまわしにされがちですが、最も大切なことなんです!
自分を整えることを最優先にする
シャンパンタワーの法則
「シャンパンタワーの法則」って聞いたことありますか?
1番上のグラスが自分、2番目が家族。
シャンパンが上から下へ流れていくように
まずは自分の心を満たさないと子どもの心を満たせない…。
自分のことを後回しにする自己犠牲は長続きしません。
子どものことを思うからこそ、自分自身を整えることを最優先にしてください。
子育ては「ラクにする」ことを目標に
私は、誰かに相談された時や、Twitterでもよく伝えているのですが、子育ては「ラクにする」ことを常に目指しています。
「ラクにする」というのは子どもの自己肯定感を上げて、子どもの「やる気」と「自信」をひっぱりだしてあげることです。
子ども自身が元々持っている才能がどんどん開花して自立することができると、「やってほしくないなということ」や「イライラすること」を子ども自らがやらなくなるので結果として子育てがとても「ラクになる」んです。
「頭の良い子にするには自己肯定感を上げることがすべて」というブログにした理由もここにあります。
子どもの自己肯定感を上げれば、無理やり習い事などさせなくとも、自然とその子の持っている才能が開花し、自分の人生を自分で選択できる自立した子どもになります。
つまり、子どもの自己肯定感を上げて才能を開花させるには、何よりも真っ先に「ラクに」子育てをすること、「親が自信を持ち、自分の人生を楽しむこと」が大切だと思っています。
自分は頑張っていることを認めてあげる
まず、頑張って育児をしている上に、お子さんの自己肯定感を上げてあげたいと、このブログにたどり着いてくれたあなたは、本当に頑張っているのだと認めてあげてください。
子どもの自己肯定感が低くて、なんとかしてあげたいんだけど…
と相談を受けることが多いのですが、実はその子の親自身の自己肯定感が低いことがほとんどです。
みなさん、とってもお子さんのことを真剣に考えて、仕事や家事も精一杯やって、習い事や塾の送り迎えをして…。
ちょっとスゴすぎる!!と思うくらいに頑張っているお父さんやお母さんなんですが、それでも自分は全然ダメ…と思っている方が多いんですね。
いやいや十分やってますよ!むしろこれ以上頑張らないで!
と思うのですが、「それができたら苦労しないよ!」ってことなんだと思います。
この記事を読んでくださっているあなたも、自分のことより子ども第一!と一生懸命なお父さんお母さんなのではないでしょうか。ただ、
本当に子どもの自己肯定感を上げたいのであれば、一度真剣に「自分を幸せにすることが子どもの自己肯定感を上げる」ことにつながるんだということを理解してほしいんです。
だって想像してみてください。あなた自身が自分のことを好きじゃないのに、自分のことを認めてあげていないのに、疲れ切ってしまっているのに、子どもにイライラしないで向き合うことができると思いますか?
自分は完璧じゃないから、自分のことなんか好きになれないと思っている方が多いですが、「ダメなところも含めて自分を認めてあげる」ことが自己肯定感です。
完璧じゃなくていいんです。
むしろ完璧な人なんて絶対にいません。
ではあなた自身の自己肯定感を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。
育児は年中無休、休みなしの仕事です。そのうえ子どもは親の都合など考えてくれません。
さらに夜泣きや「イヤイヤ」、赤ちゃんがえり、学校でのトラブル…こんなことが続けばあなたにも限界がきて、うまく対応できなくなることがあって当然です。
そんな時、ふと無感情になり、こんなことを思ったりしませんか?
■子供の泣き声を聞くとイライラする
■育児が負担
■子どもを可愛いと思えない
こんなときはかなり疲労がたまっている状態です。
この状態だと、夫婦はギスギスし、赤ちゃんや子どもはさらに泣いて、家庭もボロボロになってしまいます。
真面目に家事育児に向き合っている方ほど、こういった状態になりやすい。毎日頑張っているのに、自分のできていない部分に目がいってしまったり、他人の芝生が青く見えたり…。
他人と比較しないことをクセづける
他人と比較してしまうのは人間の本能
人間は他人と比較してしまう生き物である。
ーレオン・フェスティンガー(アメリカの心理学者)
人が他人と自分を比較するのは本能・無意識な反応だそうです。つまり、ほとんどの人が他人と自分を比較するクセを持っています。「他人と自分を比較して落ち込んでしまう」のはほとんどの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
人と自分を比べると不幸になる
自分より優秀な人は自分の周囲を見渡すだけでもたくさんいます。比較基準は「仕事」「学歴」「容姿」「収入」「家族構成」…あげればキリがないくらいですね。
仮に「学歴」で誰かに勝っていると思ったとしても、なんだか相手の方が幸せそうなんてこともあります。自信のある「学歴」だって上には上がいます。
他人と比較すると、死ぬまで落ち込み続けるしかないんです。
他人がキラキラして見えるのは、良い部分しか見せてないから!
比較するなら前向きな上方比較を
自分より上の人と比較する「上方比較」という言葉があります。ほとんどの人は他人と比べて自分の欠点を探し出してしまいます。上方比較を前向きな言葉に置きかえてみましょう。
比較対象は自分
他人と比較すると不幸になる。じゃあどうする?
もうお分かりかと思いますが、「比較対象は自分」です。
赤ちゃんのゲップのさせ方さえわからなかった自分が、少し目を離しただけで命に関わることをしでかす子どもを、死なせずに今日までちゃんと生かしていたことだけでもとってもすごいことなんです!
自分は十分頑張っていることを認めてあげましょう。
それでも「自分の良いところなんて思いつかない!」というあなたは、この書き込み式の『自己肯定感ノート』を使ってみてください。書くことで思考が整理されて気持ちが軽くなりますよ。
どんどん人に頼る
実は私の母はとても完璧主義で、当時ではまだ珍しかったオーガニックの野菜を取り入れた手のかかる料理を作り、布おむつを使い、完全母乳にこだわって、さらに仕事もし、他人に優しく、側から見れば完璧な良妻賢母でした。
でも、そんな母は常に疲れていて、家の中の空気はいつも張り詰めていました。幼かった私は母がピリピリしている原因がわかるわけもなく、いつも緊張していました。
子を持つようになって初めてわかったことですが、母は、母親として、妻として、仕事をする社会人として、自分に常に完璧を求めている人でした。もっと頑張らなければ自分は価値がないと考えている人でした。それは疲弊して当然ですよね。
子どもの私としては、もっと手を抜いてくれていいから、ただただ笑っていて欲しかったという気持ちが残っています。
だから今、私は
- 自分の機嫌は自分でとること
- 完璧を目指さないこと
- 家庭がピリピリするよりはズボラにした方がよっぽど家族のためになること
ということを心がけるようにしています。
ついつい自分で背負いこんじゃうこともあるんですけどねw
疲れてしまう前に家事・育児を外注する
子どもの自己肯定感を上げる行動を取るためには、あなたの心の余裕が絶対に必要です。
自分がラクするためにお金を使うことに罪悪感がある人は、要注意!
- 疲れた時は外食する
- おそうじを外注する
- シッターさんに見てもらって自分1人の時間を作る
などは家族のための必要経費だと割り切りましょう。
あなたの笑顔が家族にとって一番求められていることを忘れないでくださいね。
ダメなところをポジティブな言葉に言いかえる(リフレーミング)
「ダメなところも含めて自分を認めてあげる」コツは、自分のダメなところをどうとらえるかです。
私の場合は
■「完璧そうに見られがちだけど、ついついダラダラしてしまう」
■「やるべきことを後回しにしがち」
■「熱しやすく冷めやすい」
という欠点を自覚しているのですが、全部ひっくるめて
●「味がある」というようにとらえています。
「お茶目」「親しみやすい」「良い意味でギャップがある」「人間味がある」「正直」「おおらか」…なんでもいいんですが、自分のダメなところが浮かんでしまったとき「そういうところが人間味があるな」という感じでプラスの言葉に置き換えてみてください。
例えばこんなふうに…
え?そんなこと?と思うかもしれませんが、言葉の力は大きいです。
人間の脳は現実とイメージの区別がつかないそうです。
それを良い意味で利用したのがリフレーミングです。
サッカーの本田圭佑選手も幼い頃からリフレーミングを欠かさなかったそうです。
本田選手以外のスポーツ選手や経営者など、リフレーミングを活用している人は多く、効果が期待できます。
リフレーミングをもっと実践してみたい方はこちらの本を活用してみてください!
子どもにたくさんほめてもらう
私はよく息子たちに
お母さんの好きなところ選手権!よーいドン!
と聞くのですが
世界で一番可愛い!
ご飯が美味しい!
面白い!
こびとビートの踊りがうまい!
爪が可愛い!
優しい!
おしゃれ!
と、出るわ出るわ良いところのオンパレードです!
息子フィルターってすごいですね!
子どもは親のことをほめる天才!すっごく小さなことも見逃さずほめてくれます。
「お母さんすごくない?!こんなに美味しいカレーが作れた!」「この服お母さんにめっちゃ似合ってない?!」などど自分で自分をほめると、子どもたちも「お母さんのカレー大好き!」「そのセーター似合ってる!めっちゃ可愛い!」とノリノリで返してくれます。
子どもたちからのほめ言葉は「ありがとう〜!嬉しい!」と言って素直に受け取りましょうね!
たくさんの居場所(趣味や習い事など)を持つ
内閣府が公表していますが、家庭や仕事以外に居場所が多い人ほど自己肯定感が高いとのデータがあります。
こちらの記事でも紹介しましたが、お父さん、お母さんこそもっとたくさんの居場所(趣味や習い事など)を確保しましょう。
居場所を増やすメリット
✅息抜きやストレス解消になる
習い事をすることで、ほんの少しの時間でも家事や育児から離れるとストレス解消になります。自分の時間が持てることは、とてもいい気分転換になります。
✅新しい人に出会える
習い事を通して、今まで接点のなかった人と出会えるのも大きな魅力です。オンライン講座も発展している今では、遠方の著名な先生に教えてもらうこともできます。
たくさんの人に出会う=たくさんの価値観に触れられるので、自分は自分でいいんだと感じやすくなります。
✅生活が充実する
今までできなかったことができるようになること、新しい分野に挑戦できること…自分の成長を実感し、達成感を味わうことができます。あたらしい世界が広がることで、毎日の生活がさらに充実します。
時間がない!お金がない!そもそもそんな体力が残ってない!…それはもちろんわかります!
ただ、私も実際に行動してみて分かったのですが、新しい活動をするとその分もちろん体力は使うのですが、精神的な疲れが軽くなったんです。
新しい居場所のおかげで、今までは出会わなかった年齢・職業・国籍…様々な価値観に触れることができ、「あ、自分は自分のままでイケてる!」と思えたからだと思います。
例えばこんな居場所があります。
思いたったが吉日!
ブログを書いてみる
「ブログ?!」と思ったあなた。わかります、私もそうでしたから。
ブログを書くメリットとしては
- 自分の考えを整理できる
- 少しでも誰かの役に立てる
- 自分のイメージしたデザインのページが出来上がっていくことが楽しい
ことだと感じています。
私はこの本を読んで何もわからない状態からこのブログを始めました。
通常¥1,628ですが、Kindle unlimitedであれば無料で読むことができます!
Kindle unlimitedで無料で読んでみる!
具体的にどうやったらいいかはこの本を参考にしました!
ちなみに私のブログは
✅ワードプレス(ConoHa WINGのWINGパックベーシックで簡単にセットアップできます)
✅テーマ:SWELL
✅レンタルサーバー:ConoHa WING
を利用しています。
なんのこっちゃ?って感じかもしれませんが、上記2冊の本で誰でも簡単に始められます。ブログを書くのって楽しいですよ〜!
興味のある人は始めてみてはいかがでしょうか?私にもできたんだから、あなたにも必ずできます!
経済的に余裕を持つ
とても生々しい話ですが、経済的余裕は精神の安定にとても影響を及ぼします。
子どもの自己肯定感を上げる行動を取るためには、心に余裕が必要なため、疲れた時は外食する、おそうじを外注する、シッターに見てもらって自分1人の時間を作る…などは必要経費だと割り切ることが重要です。
つまり、お金はないよりあったほうが当然良いです。
自由に使えるお金を増やすには以下の3つの方法があると思います。
収入を増やす
支出を減らす
今ある資産を増やす
ただ、私を含めてユニークな子どもを育てていると出勤をともなう仕事をするのは無理がありますよね。その場合どうするか…。
では具体的にどうしたらいいのか確認していきましょう。
さっそく具体策を確認する!
【まとめ】
■シャンパンタワーの法則
■比較するのは他人ではなく「自分」
■疲れてしまう前に家事・育児を外注する
■たくさんの居場所を持つ
■経済的に余裕を持つ
ここまでであげた方法のどれか一つでもできそうなところから始めてみてください。「子どもの自己肯定感を上げるためにはまずは親の自己肯定感を上げること」を忘れないでくださいね!
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